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通園バス置き去り事件、どうやったら防げる?親ができる事と今後の日本の対策は

繰り返し報道される通園バスの車内の置き去り事故。
今年静岡県牧之原市の認定こども園で、3歳の園児が送迎バスに置き去りにされて亡くなり、昨年にも同様の事件がニュースで報じられました。
調べてみると他県でも置き去りにされるケースは頻繁に起こっているみたいですね。

保育園や幼稚園、認定こども園などの施設は保育士もスタッフも常に人員不足の印象があります。
ですが預ける親からすれば、子どもの命、安全だけは絶対に守ってほしいものです。

毎日大勢の子どもと接する大変なお仕事だからこそ、少しでもヒューマンエラーが減らせるような仕組みやシステムが早く導入されたらなと思います。

目次

家庭でできることは?

ただ親としては、家庭でも「もし閉じ込められたらどうしたらいいか」、お子さんと一緒に考える時間を設けてみるのをおすすめします。

Twitterで見たクラクションの鳴らし方、イラストがわかりやすいので各家庭で共有できるといいなと感じました。

ただ、もし万が一の時に我が子が落ち着いて行動できるか自信はありません。

園の先生は多くの子どもと日々向き合っているから、我が子を守れるのは親の自分だけ。

あとできる事といえば

  • システムを早く導入するよう園側に働きかける
  • 導入がすぐに無理であれば代替案を提案してもらう
  • GPSのようなものを子どもの身につけるものに付けて親のスマホからチェック

くらいでしょうか。
JAFからはこんな発信もありました。

海外での再発防止には?

調べてみると海外でも同じような置き去り事件が起こっているそうです。
再発防止のために

アメリカでは5州以上でスクールバスにアラーム装着を義務付ける州法が定められる
韓国では、エンジン停止後、車内の最後部付近にボタンを押すよう義務化、バスの窓ガラスの透明度に基準を設ける

といった対策を講じているそうです。
日本に比べると対策も進んでいるようですが、無くなるまではいかず、繰り返される事故にさらなる対策の必要性が議論されているそうです。

日本での今後の対策は?

日本でも繰り返し起こる園バスでの車内置き去りを受けて、来年中に園児バス置き去り防止システム装置設置の義務化と、安全装置の設置費用の補助をする方針だそう。

また事件を受けて、色んなメーカーも園児バス置き去り防止システムを開発されています。

AIカメラで車内置き去り確認作業を完全オートメーション化した株式会社TCIのSOS-0001は、10月から一足早く販売開始。
このシステムはAIによる車内監視で人間だけを検知して判断、もし人が残されていた場合は大音量のLEDブザーを鳴らして光と音で閉じ込めを知らせます。

その他にも、自動車整備のSeibiiや電子機器開発のコックスもシステムの実証実験を開始するなどさまざまなメーカーが開発を行っています。

システムの仕様決定は年内、政府からの補助金についても詳細はまだこれからのようですが、これで少しでも通園時の安全に繋がるといいなと思います。

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