離婚して5年が経過した現在住んでいる分譲マンションは、住環境のよさと利便性、価格を総合的にみて購入を決めたという経緯があります。
最終的に決めるまでは、複数のターゲット物件を見てきましたが、いい面もありますが悪い面もあるといったふうに、意外と何かを妥協してしまわなければならないケースも少なくありませんでした。
もちろんモデルルームは必ず見ましたし、現地建設予定地にも足を運ぶことで、十分に立地条件を確認するなどしました。よく、言われていたのは天候が良い日だけでなく、雨模様のときに駅前から物件のある現地まで歩くこととされていましたので、実践してみました。
足回りがいつもと異なりますので、その範囲を確認できてよかったと思います。例えば近くにある溝が雨でよく氾濫してしまうだとか、よくない状況も事前にできるだけ確認しておけるのです。
私の場合は、鉄道駅から最低でも10分以内の徒歩圏と決めていましたので、妥協することなく目的物件をフォーカスできたのがよかったと今でもよく思います。交通関係でいえば、バス利用の場合には雨の日はバスの時刻が遅れがちで運行するなど、細かいことですが、物件購入前に傾向を把握しておくことが大切で、それにより対策もうてるわけです。物件そのものの他に、近隣建物との距離感や周辺の雰囲気やお店なども十分調査確認が必要です。
私は、別の物件で間取りは希望通りで満足していたのですが、周辺建造物との距離感、空気感が好きになれなかったケースがありました。やはり、建物がそのような位置にあり、方位も含めて設計図を参照して学習しておくと案外役立つものですし、なにより自分自身で納得できるのです。
やはり最終的には足を運んで、地道に自分の目で確認する方が間違いはないと思います。もちろん、最近ではいうまでもなくGoogleアースなど空からの映像も参考になりますが、総合的に現場で評価をしてみることがマンション選びには重要なポイントだと思います。