高齢化が進む中でニーズが高まる介護タクシー。
介護タクシーは車椅子やストレッチャーといった介護が必要な高齢者や身体が不自由なしょうがいをお持ちの方も安心して利用できる移動手段です。
介護保険も適用される場合は「介護保険タクシー」とも、それ以外で日常的なお出かけや冠婚葬祭にも利用されることから「福祉タクシー」とも呼ばれています。
どうやって使うの?利用前には必ず予約を
介護タクシー・福祉タクシーにはほぼ全ての会社で事前予約が必要です。
何ヶ月前から予約ができるかは各会社毎で異なるので利用前に確認しておきましょう。
電話や受付フォームから予約する際には
- 依頼する人の名前
- 利用日時
- 乗車場所
- 降車場所
- 必要な機材
- 付添の同乗者数
を伝えておくと安心です。
在宅での利用の場合は、階段や段差の有無も伝えておきましょう。
他にも必要な事があればスタッフから質問してもらえます。
利用するタクシーによっては予約完了時に概算料金を教えてくれる場合もあります。
要介護認定を受けた方は利用前は行政に相談してみて
介護タクシーは要介護認定を受けている方は介護保険が適用されます。ただし要介護認定の区分によってサービスの限度額が変わってくるので、介護タクシーを利用するかどうかは認定を受けた際に担当のケアマネージャーに相談しましょう。
利用すると決まったら、担当のケアマネにその地域で条件の合う介護タクシー会社を探してもらうのがいいでしょう。
名古屋市内で介護タクシーを利用するときにおすすめの会社3選
名古屋の介護タクシーコスモス
名古屋市内で20年以上の実績のある昭和区の介護タクシーコスモス。
全スタッフが介護職員初任者研修を取得済の有資格者で、利用者の乗り降りのお手伝いやあらゆる介助ニーズにお応えします。
家族だけの移動が難しい場合は介助者を2名派遣してくれるので、移動しづらい場所でのご移動も安心です。
車椅子、リクライニング付き車椅子、ストレッチャー利用可能で、介護保険にも対応しています。
名古屋市・北名古屋市・清須市が発行するリフト・福祉タクシー券(身体障害者手帳1・2級で外出時に車いす等の介助を必要とされる方への助成制度)や名古屋市・北名古屋市のタクシーチケットがご利用いただけます。
→ 名古屋の介護タクシーコスモス | 車椅子・ストレッチャーのまま移動できます
民間福祉輸送サービスだいせん
名東区のだいせんは、名古屋ウィメンズマラソンでホイールマラソン選手の収容車・民間救護車として参加した経験もある介護のプロがドライバーを勤めています。
入退院や通院等でのご利用と、買い物や食事、旅行など日常生活での利用では料金体系が変わります。
携帯翻訳機や通訳の手配もできるので外国からのお客様へも対応可能です。
介護福祉タクシー アイソーライフサポート
千種区のアイソーライフサポートは「丁寧さ、おもいやり」を大切にしてお客様と接しています。利用者の不安を解消できるよう高齢の方で病院の付添いが難しい場合の院内付添いや、介護施設への申し送りも可能です。
介護保険制度のご説明や、介護施設のご紹介なども行っています。
利用者様やご家族と一緒に。支えあう介護を
身体が不自由な方や高齢の方にはちょっとした移動もハードルが高く感じられてしまいます。
ご本人やご家族だけでなく、行政や介護タクシーなど介護に携わる方の手を借りて日々のQOLを上げて楽しく安心した生活を送れるよう支え合う世の中でありたいものですね。