勉強をいざ始めようと思った時、手が動き出すまでに時間がかかってしまうことはよくあることです。学生のテスト前、あるいは社会人の資格試験勉強において、ついつい机に座ってからスマートフォンを触ってしまったり、漫画を読み始めたりしてしまった経験のある人は多いと思います。
そこで今回は勉強を始めやすくする方法について考察していきますので、こういった状況に身に覚えのある方はぜひ参考にしてみてください。
1.机の周りを整理整頓する
当たり前かもしれませんが意外と出来ていないのが整理整頓。散らかっている状態は論ずるまでもありませんが、一見綺麗に見えても、取り組む勉強と無関係の物が置かれたりしていると集中力の妨げになります。今一度いらない物はないか、必要なものはすべて揃っているかを確認してみると良いでしょう。
2.すぐ始められるように準備しておく
勉強を始める上で一番億劫な時間は(社会人の方は学生時代を思い出して下さい)、恐らく「カバンから教科書・ノートを出して、今勉強する範囲のページを広げる」事だと思います。せっかくゆっくりしていたところから重い腰をあげ、うだうだと「やっぱりあと10分休もうかな…」と考えているうちに、時間は過ぎ、さらにやる気を削がれてしまいます。
そうならないためにも、帰ってきたらすぐ、床に寝っ転がる前、体力のあるうちに一式の準備を済ませてから休憩すると休憩明け、さあやるぞと意気込んでからすぐに始めることが出来るのでおすすめです。
3.ご褒美は後で
子供の頃、「ゲームは宿題が終わってから」としつけられた方も多いのではないでしょうか。これは実は母親の小言ではなく、脳の報酬系の機能上とても重要なことなのです。
目の前にニンジンをぶら下げられた馬がよく走るのと同様に、脳はご褒美へ向かって活性化します。そのため何も報酬がない状態(=先にゲームをしてしまった場合)よりも我慢した方が優れたパフォーマンスをすぐに発揮することが出来るのです。
また達成感と共にご褒美があると、生活の質も高まります。
最近はゲーム感覚で学習できるようなところも多いです。例えば、総合学習塾ʻOhanaではプログラミング学習にゲームの要素を加えて楽しく学べるように工夫されています。
自分なりのルーティンを見つけよう
いかがだったでしょうか。これらは一般的な方法ではありますが、こうした基本的な取り組みをしていく内に自分独自のリズム・ルーティンを見つけることも出来ると思います。
そうしたルーティンを見つけ、「自分は怠けたダメな奴だ…」といった自己嫌悪感から抜け出し、資格や知識など、将来の自分自身の財産を築いて行きましょう!
ルーティン化がうまくできない人は勉強せざるを得ない状況に身を置くのも一つの手です。例えば、塾に行ったら先生の目もありますから勉強しますよね。
上手くいかない人はどうしたら自分が勉強するのか一度考えてみるとよいでしょう。