数年前と比べYouTubeやTiktokなど動画を見る時間が増えたことで動画市場が急激に進化しています。
2015年と2019年を比較するとスマートフォンでの月間動画視聴時間は1人当たり4倍ほど伸び、1ヶ月間で1人7時間は動画を閲覧しているそうです。
さらに昨年はコロナによる自宅滞在の時間が増えたこともあり、動画を配信する個人や企業が増えたことで今後動画需要はさらに高まると予想されます。
日々進化するAI解析。動画とAI解析を活用してできることは？
動画需要が高まる中、AI解析と動画を活用した技術が注目されています。
さまざまな企業やスタートアップで研究・開発が進んでいる「AI解析×動画」分野ですが、具体的にAI解析と動画を使うとどんな事ができるのでしょうか。
動画や画像でこれまで開発されているものを例にご紹介します。
画像を用いた開発例
画像を自動で分類・検知する
ブレインパッドで開発されたAI解析の導入事例では写真データから特定の商品や文字を判別して抽出や選別を行います。
これまで目視で行っていた選別を深層学習の技術を使い効率化を図ることができます。
・SNSアップした画像から商品ロゴなどを目印にして自社商品を判別、さらに自社商品がどういった形で利用されているのかなどが可視化できる
画像を動画に自動で編集する
株式会社ラディウス・ファイブ（RADIUS5）が開発したMoving Photo Makerは1枚の画像ファイルから自動で動画を作成するサービス。
これまで素材探しや制作に時間をかけていた広告代理店の課題をもとに研究・開発されたAIです。
14種類の動画の生成は15分程度で行えて、時間と予算コストが大幅に削減できるそう。
動画を用いた開発例
カメラ映像を分析して不審者の発見や万引の防止、迷子の検知
IVA（インテリジェントビデオ解析システム）はビデオの動画を解析して、不審者の発見や万引の防止、迷子の検知などセキュリティの強化に繋げることができます。
これまでは警備員がカメラでチェックしていたところをAIが自動で行い、これによりコスト削減やチェック漏れを防ぐことができます。
・ビルや商業施設・ショッピングモールや小売業への活用
・交通量の調査や空港でのセキュリティへの活用
・介護における利用の可能性
リアルタイムで動画にエフェクトをかけて画風変換ができる
株式会社NOVIUSではリアルタイムスタイル変換という特許取得した技術を使い、YouTubeなどのネット配信をリアルタイムでさまざまな画風を変換できるシステムを開発しました。
・特別な環境下でなくてもPCやスマホ、タブレットで簡単に短時間でアニメが作成できるプラットフォーム。
子供の知育や老人の認知症予防などにも役立つことが期待される
No one is here right now when asked what real-time style conversion is and can give an answer asap.Video content is an integral part of our daily lives.Converting those video contents in real time by applying effects is called real-time style conversion.And don’t forget that there are various universities and research institutes in the field of research.
AI解析×動画・画像は今後もさらなる発展が見込まれる分野
AI解析を用いた画像・動画活用はこれからの未来、さらなる発展と需要が見込まれます。
個人で手軽に使えるツールだけでなく、企業向けにニーズにあうようカスタマイズされたツールもあります。
開発してほしい方は研究開発しているスタートアップに一度相談してみてもいいでしょう。